念願のマイホームづくり、「数千万円もの大金を、いつ・どうやって支払えばいいの?」と不安を抱えていませんか?この記事を読めば、注文住宅の支払いタイミングと資金計画の全体像が分かり、安心して家づくりをスタートできます。
注文住宅の支払いタイミングは合計4回が一般的
注文住宅の建築費用は、一度に全額を支払うのではなく、大きく分けて4回のタイミングで分割払いするのが一般的です。
建売住宅とは異なり、注文住宅はゼロから家を作り上げるため、工務店が資材調達や職人への支払いを行う資金が工程ごとに必要になるためです。
具体的には、「契約時」「着工時」「上棟時」「引き渡し時」の4回に分けて少しずつ納めていくことになります。
自己資金が少なくても、この流れを把握していれば適切な対策が打てるのではないでしょうか。
だからこそ、まずはいつ・いくら必要なのかを把握しておくことが、理想の家づくりを成功させる秘訣と言えるでしょう。
事前の入念な資金計画。
これを正しく理解することが、大きな安心への第一歩となります。
タイミング①:工事請負契約時(手付金)
最初の支払いタイミングは、建築会社と工事請負契約を結ぶ際です。
これは、正式に家づくりを依頼するという意思表示であり、契約を担保する重要な役割を持っています。
一般的な目安としては、建築費用の約10%程度を支払うケースが多いです。
この手付金は、基本的に現金で用意する必要があるため、事前の準備をおすすめします。
現金で用意すべき初期費用。
契約時の支払いをスムーズに行うためにも、手元に残す生活防衛資金とのバランスを慎重に見極めることが大切です。
タイミング②:着工時(着工金)
2回目の支払いは、いよいよ家の基礎工事がスタートする「着工時」です。
ここから本格的な資材の発注や職人さんの手配が始まるため、まとまった資金が不可欠になるためです。
支払い額の目安は、全体の約30%です。
数千万円の30%となれば、非常に大きな金額になりますよね。
自己資金だけで賄うのが難しい場合は、後述する融資制度などの活用を検討すると良いでしょう。
いよいよ始まる基礎工事。
着工金は建物の土台づくりを支える重要なお金であるため、支払い漏れがないようしっかりとスケジュールを組むことが求められます。
タイミング③:上棟時(中間金)
3回目のタイミングは、家の骨組みが完成する「上棟(じょうとう)時」に支払う中間金です。
建物の形が目に見えてわかるこの段階で、これまでの工事費や今後の資材費としてまとまった金額を納める必要があります。
着工金と同様に、全体の約30%の支払いを求められることが一般的です。
なお、会社によっては上棟式での職人へのご祝儀や飲食代などが必要になるケースもありますが、事前に担当者へ確認しておくと想定外の出費を防ぐことができます。
目に見えてわかるマイホームの骨組み。
上棟時の支払いは、家づくりが折り返し地点を迎えた証であり、資金計画の中盤における大きな山場となります。
タイミング④:引き渡し時(最終金・残金)
最後の支払いは、家が完成して鍵を受け取る「引き渡し時」です。
ここまでの支払いを差し引いた残金すべてと、各種手続きに必要な諸経費を精算するためです。
残りの約30%の建築費用のほか、登記費用や火災保険料などもこの段階で支払います。
ここでついに住宅ローンが実行され、まとまった融資金が口座に振り込まれる仕組みとなります。
引っ越し費用なども同時に必要になるため、資金ショートを起こさないよう注意すべきと言えるでしょう。
念願のマイホーム完成。
引き渡し時の支払いを終えて初めて、家づくりは完了し、新しい生活をスタートさせることができます。
注文住宅の支払いタイミングに合わせた住宅ローンの活用法
注文住宅の分割払いに対して、住宅ローンの仕組みをうまく活用することが資金計画の鍵です。
なぜなら、一般的な住宅ローンは「建物が完成し、引き渡される時」に一括で融資が実行される原則があるからです。
つまり、着工金や中間金の段階では、まだローンのおりない状態なのです。
これを解決するためには「つなぎ融資」や「分割融資」を利用することになります。
ただし、各金融機関によって条件が異なるため、自分たちの状況に合った融資方法を早めに相談することがおすすめです。
引き渡し前に発生する大きな支払いをどう乗り切るか、住宅ローン制度の活用術を知っておくことが不可欠となります。
資金計画の不安は、住宅のプロへ相談を
注文住宅の支払いタイミングは全4回あり、それぞれに合わせた適切な資金調達が家づくりの成功を左右します。
お金の不安を抱えたままでは、間取りやデザインなど、本来楽しいはずの家づくりに集中できなくなってしまうからです。
今回ご紹介した目安の割合も、依頼する建築会社によって異なる場合がございます。
だからこそ、まずは希望する予算感や自己資金の状況を、家づくりのパートナーに直接相談するのが一番の近道と言えるでしょう。
ご家族の大切な資金を守りながら理想の住まいを叶えるためにも、早い段階でプロと一緒に無理のない資金計画を立てていきましょう。
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大きなお金が動くからこそ、支払いタイミングや住宅ローンの不安はつきものです。
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